フード撮影にも三脚を。

おはようございます。
昨日"三脚"について沢山お問い合わせ頂きましたが、こちらにて一括お返事させて下さいね。

結論から言いますと、ズバリフードを撮る時も三脚使いますよ。(フードを撮る時こそ、が正しい表現かも)

昨日の旬のいちじくとバナナのパウンドケーキももちろん、三脚を立てて撮りました。
三脚立てるの面倒だな?とよく言われますが、写真がうまく撮れず、何枚も撮影し凄く時間が掛かった、と言う経験ありませんか。
テーブルフォトは、ほんの少しの配置により印象が変わってきます。

私が撮影に掛ける時間が物凄く早く、数分で終わるのは、三脚のおかげかもしれませんね。
三脚を固定して、好きなように画面の中の被写体を思うがままに動かし、構図を作っているので。
例えば、この様な写真は被写体は大したことありませんが、秋らしく感じるのは、画面に対して半分が茶の余白である事で、色も秋らしい色だとより視覚的にそう感じます。
この余白が手持ち撮影の場合、撮ることに気が集中してしまうため、ついつい寄りの絵になったり、全体のバランスが悪くなりがち。

画面に十分に余白をバランスよく取る事で、抜け感が出るのです。
この調整が三脚があるとスムーズに。
また絞りが甘いと緩くなるので、絞りはしっかり絞りテーブル全体をシャープに撮る時にシャッタースピードを遅くしてもブレない三脚があるといいですよ。
また、三脚を立てるとISOは気にしないで、100で撮れます。ISOが低いとノイズが入りにくくなるためクリアな高画質の絵が望めます。
では、その三脚。
私が使っているのは、プライベート用と仕事や外出用の二種です。
仕事用は、ちょっとお高いManfrotto社のもの。
プライベート用はVelbon社のもの。
こちらは確か、カメラのキ○ム○で、3,000円位で買ったお安い三脚。
ですが、この三脚が非常に使えるんです!
自宅用ならこれくらいで十分!
コンパクトでむしろ使い易く便利です。

写真を大きくしてみると分かると思いますが、やはりしっかりピント合わせたつもりでも、多少の手ブレがあります。
いくらお料理や構図が素晴らしくても、結局ブレていると写真は採用してもらえないので、三脚は必須ですね。
プライベートでも同じでせっかく頑張って作ったお料理ですもの。綺麗に残しておきたいですよね。

さらに三脚立てて撮影するともう一ついいことが。
先にも書きましたが、モニター画面で確認し易く"絵"が作りやすくなります。
影の部分にモノを置かないよにチェックしたり、流れのある構図にしたりと。
細かい操作ができるので、おすすめですよ。
三脚を立てて、セルフタイマー(2秒とか)で撮影すると、最強ですね!

何だか写真にシャープさが足りなかったり、ピントが甘い、湿度感が伝わりにくいと思っていらしたら、まずは構図を悩む前に三脚使いを試して見られることをおすすめします。

きっと三脚を使う事により、構図や光の取り込み方などの悩みも今より遥かに軽減され、より写真を撮ることが楽になりますからね。

特にアンダーの写真の場合は光が重要なので、必ず三脚を立てて、必要な光を入れつつ、不要な光を抑える様にしたい所ですね。



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